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3カ月に一度の決算発表で業績をチェックすべし!

先見性を磨いて資産構築!
バリュー株の長期保有で10倍株を狙う
IT系サラリーマン投資家、株之心(かぶのしん)です。

みなさんは会社が発表する決算短信を見たりしていますか?
自分の勤めている会社の決算短信なら、
もしかしたら見ている方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、基本的にはあまり見ないという方が多いのではないでしょうか?

バリュー株投資を長期的に継続していくことをお考えならば
決算短信をチェックすることは必要不可欠ですよー。

ーーーということで!
本記事では、保有物件をホールドするか売るかを
判断する材料になる、「決算短信の読み方」
レクチャーさせていただきます!(^^)/

3月決算の企業においては、7月下旬から8月中旬にかけて
第一四半期の決算発表があります。
6月9月12月決算の企業の決算発表もこの時期です。)

 

    今この時期はまさに決算発表祭りなのです!

 

株之心にとって、この決算発表の時期というのは、
今持っている銘柄を売るかホールドするかを検討する時期です。

業績が著しく悪化していたり、
将来が不安になる様な悪い材料が発表されたりしていたら、
売ることにしています。

決算短信では、計画に対して遅れが出ていないか、
あるいは、下方修正していないかをチェックするのです。

ということで、今回は、株之心が決算発表の結果から
売るかホールドするかの判断をどの様にして行っているのかについて、
事例をひとつご紹介したいと思います。

決算短信の業績ってどうやって見たらいいの?

株之心が持つ銘柄のひとつで、
システムの企画から設計・開発、稼働後のメンテナンスまで
いわばシステム・ライフサイクルのすべての領域で活躍する企業があります。
つい先日の7月27日(金)、その企業の決算発表がありました。

業績はまずまずでしたので今回は売らずにホールドすることに決めました。
では、業績をどのように見たらよいかについてお伝えしていきます。

第一四半期決算の業績を見るポイントは、
売上高と経常利益の計画値に対して、
その時点での達成の割合つまり進捗率
どれくらいであったのかを確認し、
今後一年間で計画値に届きそうなのか、
あるいは届かなそうなのかを見ることです。

では、以下の資料(2019年3月期第1四半期の連結業績)を見てみてください。

◆表の見方(横列)
売上高とは:本業による収益。商品・製品などを販売したりサービスを提供することによって得た金額のことです。
営業利益とは:企業が本業から得た利益のことです。売上高から本業で発生した費用(売上原価と販管費)を差し引いて残った利益です。
経常利益とは:本業の利益だけでなく本業以外の財務活動によって得られた利益も含めた利益です。本業の利益つまり営業利益に本業以外の損益(株式投資/不動産の評価損益/売却損益・為替差損益・受取/支払利息など)を加えた利益です。

◆表の見方(縦列)
2019年3月期第1四半期:2019年3月末に決算を終える年の、第1つまり最初の四半期の業績結果という意味です。
2018年3月期第1四半期:去年の数字と比較してみてね~って、去年の同じ時期の業績結果が記載されています。

まず、今期(2019年3月期第1四半期)の
売上高と経常利益を見てください。(赤枠部分を参照)

次に、以下の資料(2019年3月期の連結業績予想)を見てみてください。
この表は、売り上げがこの位上がるんじゃないかなぁという、
企業自身の予想の値が記されています。

◆表の見方(縦列)
第2四半期(累計):2019年3月末に決算を終える年の、第2四半期までつまり前半半年間での売上や利益の予想値(計画値)が記されています。
通期:2019年3月末に決算を終える年の、通期つまり1年間全体を通しての売上や利益の予想値(計画値)が記されています。

計画値は中間決算(第2四半期つまり前半半年間)での計画と
通期(1年間全体)での計画があるので
両方の売上高と経常利益を見てください。(赤枠部分を参照)

まずは、通期計画に対する第1四半期の実績の進捗率を確認していきましょう!

売上高:通期計画値147億円に対して実績が33.65億円ですね。
           つまり、進捗率は約22.8%です。

経常利益:通期計画値10.05億円に対して実績が1.76億円ですね。
           つまり、進捗率は約17.51%です。

この進捗率を見てみなさんどう思われましたか?

「あれあれ、結構遅れてない!?」

って思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか!?

 

 

確かに3カ月(1年の4分の1)を過ぎて25%に達していない状況を考えれば、
遅れていると思っても仕方のないことでしょう!

では次に、通期計画に対する中間の計画値の割合を確認していきましょう!

売上高:通期計画値147億円に対して中間計画値が68億円ですね。
           つまり、中間計画値の割合は約46.25%です。

経常利益:通期計画値10.05億円に対して中間計画値が3.72億円ですね。
           つまり、中間計画値の割合は約37.01%です。

どうでしょうか。

中間の計画値を見ても半年(1年の2分の1)を過ぎた段階での
割合が50%に達していませんね。
つまり、前半の時点で全体の半分に届かないことは
最初から計画のうちであり、想定の範囲内ということなのです。
前半はゆるゆる進みながら後半で追い上げていく計画なのでしょう!
どうやら今回の進捗率が通期計画に対して低いことはそこまで気にする必要はないようですね。

ここで重要になってくるのが中間計画に対しての今回の実績の進捗率です!
確認してみましょう!

売上高:中間計画値68億円に対して実績が33.65億円ですね。
つまり、進捗率は約49.48%です。
経常利益:中間計画値3.72億円に対して実績が1.76億円ですね。
つまり、進捗率は約47.31%です。

3カ月(半年の2分の1)の時点でおよそ50%の進捗率に到達しているので、
ほぼほぼ計画通りに進んでいると言っていいでしょう!
現時点での業績は計画通りであり問題ないため、今回はホールドすることに決めました。

補足ですが、決算発表のあった翌営業日というのは
株価が大きく動くことが往々にしてあったりします!
午前9時の開始の瞬間に急激に上がっていることもあれば下がっていることがあります。

では、この銘柄の場合はどのような動きになると想定できますでしょうか。
今回の決算発表では業績は計画通りであり、
特に良いニュースも悪いニュースもなかったので、
翌営業日の株価が大きく動くことはないと思います。

ちなみに、7月30日(月)が翌営業日にあたります。
つまり、本記事の掲載日の翌日なので、執筆の時点では
7月30日(月)の株価は株之心もまだ分かっておりません。
もしかしたら予想外に株価が激しく動いたりなんていうこともあるかもしれません
それはそれで面白い記事が書けると思いますのでお伝えしていきたいと思います!

ホールドするなら成長性にも着目すべし!

株之心が業績をどのようにして見ているかについて事例を紹介させていただきました。
ところで、株を売るかホールドするかを判断するポイントは他にもあります!
その会社が将来的に成長できる見込みがあるのかそうではないのかで判断します。

株之心はこの銘柄を2015年3月に株価1262円300株を買い、
2018年7月27日現在の株価は1909円なので、含み益は約20万円です。
利益率は50%程ですが、3年間保有していることを考えると
株之心としてはいささか物足りない気がしております。

 

なので、もし仮に大幅な下落の心配がないとしても
将来的に成長が見込めないのであれば、
株価の爆上げも期待できないので売ってしまいます。
(持っていても時間がもったいないですからねー。)

ですが、株之心がこの銘柄を持ち続ける理由は、
この会社が将来成長できる見込みがあると判断しているからなのです。
この辺りの詳しい説明はまた今度お伝えさせていただきます。お楽しみに!

今回の記事でお伝えしたことを踏まえて、株をお持ちの方におかれましては、
今日からでも自分の銘柄の決算短信をチェックしてくださいね!

株之心が持っている銘柄は、これからも続々と決算が発表されていきます!
そのなかでみなさまのお役にたてることがありましたら
記事にしていこうと思います!  お楽しみに(^o^)

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